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鬼太鼓
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2024年7月27日に「佐渡島の金山」が世界遺産に登録され、今日で1年。「佐渡の宝」から「世界の宝」になったあの日の喜びは、県民の記憶に今も深く刻まれています。 登録により佐渡は歴史的な一歩を踏み出しましたが、今後は、資産の保存と活用が課題となります。 次の世代へ歴史的資産をバトンタッチし、輝く島の未来をどのように描くのか―。 みんなで力を合わせ、佐渡の誇りをつないでいきましょう。

朱鷺
自転車
花角知事
佐渡市長 渡辺竜五氏
カヌー

世界遺産「佐渡島の金山」登録1周年記念

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 本日、「佐渡島の金山」が 世界遺産に登録されてから1周年を迎えました。佐渡における先人の営みが人類の貴重な遺産として世界に認められたことは、新潟県民にとって大きな誇りとなりました。これは、四半世紀にわたり登録に向け取り組んでこられた方々、御協力 いただいた多くの皆さまの 長年にわたる御尽力の賜物であり、改めまして厚く御礼申し上げます。
 私たちは、この素晴らしい世界の宝を未来へ確実に 継承していくために、企業や団体、行政に加え個人の力も結集し、地域社会総がかりで資産の保全や活用に取り組んでいるところです。登録 1周年を新たな出発点として、佐渡島を核に新潟県全体の魅力をさらに高め、発信し てまいります。
 この紙面に寄せられた 多くの皆さまの想いがひとつとなり、佐渡や新潟の未来がより輝かしいものとなる ことを心から願っております。そのためにも、引き続き、我々とともに「佐渡島の金山」を守り、新潟の魅力を発信いた だけますと幸いです。


新潟県知事 花角 英世 

 令和6年7月27日、インドニューデリーで開催された第46回世界遺産委員会に おいて、「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録される歴史的な瞬間に立ち会ってから、1周年の節目を迎えました。
 「世界の宝物」と認められた、かげがえのない「佐渡島の金山」を守り・伝え・次世代に引き継いでいく責務に、改めて身が引き締まる思いでございます。  
 佐渡市では、「佐渡島の金山」をはじめ、鬼太鼓や能、伝統工芸など、世界遺産を核とした佐渡独自の歴史的・文化的価値をより多くの皆さまに知っていただくとともに、来訪者の皆さまに佐渡の豊かな自然や食、文化なども体験いただけるような施策の充実をさらに進め、県民の皆さまのご理解とご尽力のもと、構成資産の保存と活用に向けた取組を官民協働で進めてまいりたいと考えております。
 今後とも引き続き、皆さまのご支援・ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。


佐渡市長 渡辺 竜五

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山内さん
山本さん
土屋さん
其田さん
高野さん
池さん
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菊池さん
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中村さん
伊藤さん
姉崎さん
斎藤さん
大佐渡
佐々木さん
瀬戸さん
豊田さん
渡辺さん
高野さん
宮崎さん
仲野さん
本間さん
近藤組
山本さん
寺尾さん
小川さん
大石さん
佐山さん
�中澤夫妻
蟹
佐渡汽船
朱鷺
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バスSTOP
タイトル

県内には、「世界の宝」となった「佐渡島の金山」に関わる人々が多くいます。 遺跡周辺の清掃や環境整備といった保全活動や、古民家を再利用した地域活性化など 取り組みはさまざま。でも、「佐渡をもっと盛り上げていきたい」という思いは一つです。 登録1年を機に島内外で活動する団体の方々から、 熱いメッセージを寄せていただきました。

名畑さん
はんぎり
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盛山さん

 西三川砂金山の起源は、相川金銀山より古く、千年の歴史があります。「重要文化的景観」に選定された集落には金の採掘に使った石積み水路跡などが残っており、 先人が築いた遺構を住民が守っています。 目標だった世界文化遺産の登録は一つの区切りであり、新たな保全のスタートと 考えています。

 守る会ではこれまで、観光客とのトラブル防止のためのルールづくりや案内板の 設置、外部の人も参加する清掃、草刈りなどを行ってきました。これらの活動には、「自分たちの地域のことをもっと知ってもらいたい」との思いもあります。

 集落では住民が集まり、お茶を飲む「笹話(さわ)会」を開いています。高齢化が 進み、世帯数は減っていますが、この地域に住み続けることが遺産の保全につながります。1年、1年を大切にしながら、現状を維持していきます。

笹川の景観を守る会

副会長 盛山 保さん

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 世界文化遺産の登録以降、佐渡への 関心が少しずつ高まり、この夏の観光入り込みも好調です。国内をはじめ、訪日外国人客ではアメリカや東アジアの台湾などのほか、フランスやイギリスなどのヨーロッパ圏の方も増えています。

 登録を機に金山に興味を持ち、島を訪れる人もいますが、旅の目的はそれだけでは ありません。金山にひも付いた文化や芸能、一次産業、そしてそこに住む人たちの暮らし、佐渡の独特な地形を生かしたマリンアクティビティーなど佐渡の魅力はさまざまです。

 佐渡観光交流機構では、能や鬼太鼓といった伝統芸能や無名異焼など、自然豊かなこの島で地域の人と触れ合いながら 特別な体験ができる「ヘリテージプラン」をこれから売り出していきます。  実は佐渡の一番の魅力は人です。「旅の もん」(旅人)を受け入れ、困っていたら寄り添うというDNAがこの島では受け継がれているような気がします。観光をきっかけに旅人が地域の人と触れ合い、最後には「この人たちとここに住んでみたい」と思ってもらう。そんな交流人口、関係人口が今後、さらに 広がってほしいです。

佐渡観光交流機構 事務局長

佐藤 達也さん

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